坂本:もう四、五年前だけど、彼の最新作を買ったんだけど、そしたらね、ブッシュに対する怒りが全編に表現されているわけ。でも、バカラック先生ってそんな人だと思ってなかったでしょ。
湯山:意外! だって、ロックやカウンターカルチャーを知らない世代の人ですよね、あの人。
坂本:そう。正統的な金持ちの人。どっちかっていうと、アメリカライフル協会みたいな人なのに、ブッシュの非道に対する怒りが満ちていて。「これは自分のアメリカじゃない」っていう怒りがすごいわけ。びっくりしたよ。ポール・ニューマンとかロバート・レッドフォードとか、いわゆる良きアメリカみたいな人たちがみんなカンカンに怒ってる。そういう熱い心みたいなのがどうもあるみたい。